独立・起業をしたら総務と財務に注力しましょう

共同で業務を遂行してくれる仲間がいない場合に独立起業すれば、利益を上げることにつなげにくい活動にも着手します。総務と財務の取り組みは、心して臨まなければなりません。どちらも軽い気持ちで取り組んでいると、将来的に独立起業の活動を中断もしくは廃止する結果に追い込まれかねないからです。

総務に関して言えば、独立起業した当初から割く時間を決めておくとスムーズに事が運びます。目の前の仕事を追いかけ続けていて総務の活動が疎かになることは珍しくないので、何があっても手を止めて行うべきことを遂行するように心がけます。取引先への重要な連絡や作業場の環境整備など、遅かれ早かれ着手するべきことは多いです。作業量に圧倒されても、毎日少しずつでも片付けていれば問題はありません。

独立起業した人物が行う程度の総務活動の量は、たかが知れているからです。また、独立起業すれば自分自身の力で財務も行う必要に駆られます。基礎的なルールを覚えていることを前提として、大切なのは作業を後回しにしないことです。一日でも作業しないでいると、時系列に沿って記帳するときに整合性が取りづらくなります。記録するべき内容が膨大ですし、記憶が新鮮ではない時期に取り組めば曖昧なデータが作成されかねません。